個人的に再販して欲しいカセットテープの種類

100分以上のカセットテープ

今年は、マクセルがカセットテープを国内販売してから50周年との事で、11月には限定でUDの復刻版(見た目のみ、テープはUR)を販売するとのことです。

そこで、完全に個人的な都合ですが、できれば再販して欲しいカセットテープを挙げてみたいと思います。
需要が昔ほど無いので、難しいことは承知の上でのお話です。

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TDK SA

TDK SA 100分

私が、今まで一番好んで使っていたテープです。

性能だけで考えれば、もっと良い性能のテープもありますが、そういったテープは価格が高い!
ここぞというときなら良いのですが、普段使いには少々つらいです。
といっても、これもそこそこの価格でしたが。

なぜ、このテープを使いだした理由は、私が小学生の時に買ったA&DのGX-R3500のリファレンステープがこのテープだったからです。

このデッキは録音時の調整はBIASのみなので、ざっくりとした調整しかできません。
そのため、初めからデッキがこのテープに合わせて調整されているので、あまり深いことを考えずとも良い音で録音できたからです。

TDK SA カセットの説明

また、カセットのインデックスにはこのような蘊蓄が書いてあるのも、若干マニア心をくすぐるところがあります。

現状、ノーマルテープ以外売ってないので、ハイポジやメタルテープの再販は期待できませんが、もう一度売っていたならぜひ手に入れたいテープです。
でも、もったいなくて使えないかも。

TDK SR 120

まあSAも良い値段してたので、実際にはこっちのSRの方が多かったかもしません。
とにもかくにも、私はハイポジ好きということでしょうかね。

TDKのAE、マクセルのUR、SONYのHFあたりはAMラジオを録っている時に多用しましたが、FMやCDの時はハイポジが多かったですね。

120分以上のテープ

AXIA Jz1 120

2016年10月の時点で、カセットテープの新品を販売しているのは、大手では日立マクセルのみです。URやULといったテープですが、いつの間にやらテープの長さも、10分、60分、90分と、ずいぶんラインナップが減りました。
気がつけば、もう120分テープすら無くなっています。

ただ一つ、磁気研究所の120分テープは辛うじて販売されていますが、他の選択肢はありません。
この磁気研究所の120分テープは買ったことありませんが、近所のイオンで売っていた60分を試しに買ってみたときに、あまりダイソーなどで売っているテープと変わらない質だったので、期待できません。
実際のところ、URやULより品質は下でしょう。

AXIA A1 150

過去には150分という長時間テープもありました。(画像はAXIA A1)
この150分テープは、私も1本だけ持っています。
うろ覚えですが、このA1は当時のAXIAの最低グレードでしたが、120分より異様に値段が高かった記憶があります。

このような長時間テープは、便利な反面、致命的な問題もあります。
とにかくテープが薄いので、テープの伸びや巻き込みの心配があります。特にデッキが90分以上お断りに近いことが書いてあるものは要注意です。

長時間テープについて

これは、ソニーのTC-RX70の取扱説明書に書いてある文章です。他の機種もと思って色々みましたが、大体似たような事が書いてありました。

なぜ120分テープが必要なのか

私は、昔からエアチェックをカセットテープで行ってきました。
特に2時間程度の番組はカセットテープで録音していました。
という私も、今はradikoやチューナーから、PCで録音しているので、カセットへのエアチェックはしてません。

現状、カセットテープで録音していないので、何の問題もないと思われるでしょうが、重大な問題があったのです!

パソコンで録りためると聴かない!

これです!
手軽に録れるし、メディアもその都度買うわけでもないので、気軽にどんどん録っていってしまうのに対し、聴くのが追い付いていない状態に。
HDDレコーダーに録ったテレビ番組も全く同じで、番組表からどんどん録画予約していると、気が付いたら見てないものだらけに。
VHSに録ってた頃は、見て次のを上書きするために、必死に見た思い出が。

また、録りすぎると、録ったことすら覚えていない時もあり、たまにHDDの中をチェックするとファイルがあって思い出すなんてこともあって、聴くことに対する真剣さが薄れていっています。

なので、物理的にカセットが目の前にあれば、聴く気にもなるというものですよ。
また、なんとなく聴いている時に動いているものがあると、「聴いている」感が強まる気がします。

で、そもそも120分テープの必要性は何かというと、120分テープは片面60分です。
当たり前ですね。
ということは、1時間の番組も、テープをひっくり返すことなく録音できます。

厳密にいうと、オートリバースのデッキを使えば、反転して60分のテープでも録れます。
でも、途中でぶった切られるのが嫌で、最低でも60分まるまる録れる120分が欲しいわけです。

なので、個人的な希望としては、マクセルがUDの復刻版を出すのであれば、できればこれも再販される方がうれしいです。

maxcell UR 120

URなら現行商品なので、出てくれればいいなーと思います。
でも、たぶんテープベースが違ってくるので、難しいのかもしれません。

オーディオに限らず、業務用でさえもテープメディアは少なくなりました。
3348も使われなくなり、DAWに。
映像も、HDCAMからXDCAMなどになって、テープじゃなくなりました。
仕事で使うなら、テープより便利な面もありますが、趣味的なのはテープですね。
何より「動いている」のが良いです。
その分、デッキも消耗し壊れますが、それを直すのも、これまた趣味なので、できれば日立マクセルさんには、これからも頑張ってもらいたいです。

結論

個人的に再販してもらいたいカセットテープの種類としてはハイポジとメタルテープですが、ノーマルでももっと品質の良いテープが出てくれるとありがたいですね。
それから90分より長いテープ。
150分とかは逆に使いづらいので、120分が欲しいです。